実績と絆

決して色褪せない楕円の絆~ラグビーボールの祭壇と、たくさんのメッセージで包まれた棺~

2021年10月13日

K様は高校の英語教師として、そしてラグビー部の指導者として、長年にわたり多くの教え子との絆を築かれてきた方。特にラグビーの指導者としての功績は高く、全国大会常連校など複数の高校での長年に渡る指導で築かれた教え子との絆は深く、定期的なラグビー部のOB戦やK先生が教師を引退する際の慰労会の開催など、数十年たった今でも多くのOBから信頼と強い繋がり築いてこられました。

 

65才という決して長くないですが、コロナ禍の葬儀でも会葬者が500名以上であった状況は、教師として指導者として多くの功績と絆を残した証です。そのK先生の葬儀を担当させて頂いた当社の櫛󠄁引もK先生のラグビーの教え子。終末医療の医師も、葬儀の僧侶も、K先生の教え子で、実はK様自身が御生前から直接依頼をされていました。

 

ラグビーボールをイメージした生花祭壇の中心には若い頃から変わらない鋭い眼差しのK先生の遺影写真。祭壇の両側には多くの教え子からの供花が並ばれました。

 

通夜、そして告別式には大勢の教え子が駆けつけ、式場に多く飾られたK先生の生前の写真に想いを馳せられました。「今の自分があるのはK先生のおかげ」という教え子も少なくありません。

 

たくさんの教え子たちがK先生の眠る棺にメッセージを記し、真っ白の棺は瞬く間に多くのメッセージで包まれました。「先生に教わって本当に良かった」「天国でゆっくり大好きなお酒を飲んでください」など、多くの教え子の感謝の子メッセージが記されていました。

お葬式には、その人の生き様が葬儀のカタチとなります。たくさんの教え子が会葬に来られ、たくさんの涙と感謝で送られたK様の葬儀は、たくさんの教え子との絆を深められてきたK先生の生き様が現れた葬儀となりました。


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