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葬儀と終活の豆知識
仏壇の切り花を長持ちさせる秘訣法とは?仏花にオススメの種類もご紹介しています!
2022年3月24日

仏壇に供える切り花は、綺麗に長く保っておきたいですよね。そこで、今回は仏壇の切り花を長持ちさせる方法についてご紹介します。急な来訪の場合でも、仏花を綺麗に保っておくことで、お客様が安心して手を合わせることができるでしょう。
目次
活ける前のポイント|切り花を長持ちさせるには?
①水を清潔に保ちましょう
切り花を長持ちさせるためには、まず水を清潔に保つことが重要です。そのため、切り花を活けるときは事前に花立(はなたて)を洗っておくと水を清潔に保つことが可能でよう。(※花立とは花を仏壇に飾るため仏具のこと)
②水に浸かる部分の葉はカットしましょう
切り花の葉が多い場合には、事前に剪定用のハサミまたは手で取り除いておきましょう。根がない切り花は水分を十分に吸収できないため、葉が多く付いていると花に水が行き届きにくくなりやすいです。
また花立に活けたときに水に浸かってしまう切り花の葉は、腐りやすく水も汚れる原因にもなります。
③水中で茎を斜めにカットする
バケツに水を張り、茎を水中に浸けた状態で1~3センチほど斜めにカットします。これは水の吸収をしやすくする「水切り」という方法です。
斜めに切ることで水を吸い上げる茎の表面積を増やします。切るときは、切れ味の良い剪定バサミを使い、断面がつぶれないようにすばやくおこなうのがポイント。
最初に花立に活けるときの水切りは茎の先から3センチ以上、水替えのときは1~2センチ、もし傷んでいるところがあればその上からカットしてください。
活けた後のポイント|切り花を長持ちさせるお手入れ
水替えは毎日行いましょう
切り花を長持ちさせるには、花立の水替えをなるべく毎日おこない、水を清潔に保つこと重要に。
何日も水替えをせずに放置しておくと、細菌が水の中で繁殖してしまいます。とくに夏場は細菌が繁殖しやすいので、注意して水替えを行いましょう。
また、水替えをするときは花立も洗い清潔に保ちます。その時には、一緒に水切りも行うと、切り花が長持ちしやすくなります。
直射日光や風が直接当たらない場所に置く
切り花を活けた花立は、直射日光や風が直接当たらない場所に置きましょう。暑い場所に花立を置くと水の中で細菌が繁殖し、花が傷みやすくなります。
直射日光の当たる窓際や暖房器具の近くを避け、涼しい場所に花立を置くようにしてください。また風が直接当たると水分が蒸発し、乾燥の原因になるため、エアコンや扇風機の風が当たる場所も避けるようにしましょう。
切り花が萎れたときはどうしたらいい?
きれいな水に長時間浸ける「浸水法」
- バケツなどの容器を2つ用意し、ひとつに葉の下まで浸かる量のきれいな水を張っておく。
- 別の器には深めに水を張り、水切りをする。切るところは、茎の根元から3センチ以上。傷みがあれば、そこからさらに1~2センチ上を切る。基本は長持ちさせるときの水切りと同じ。
- 水切りしたら、①で準備したバケツにすばやく入れて1時間以上浸けておく
熱湯に茎を浸ける「湯揚げ」
- バケツなどの容器を2つ準備し、1つには熱湯、もう1つには浸けておくための水を入れる。
- 花や葉に直接熱湯が当たるのを防ぐため、茎以外の部分は新聞紙で包む。
- 茎の先端から3~4センチを熱湯に浸ける。
- 熱湯に浸けた部分が鮮やかな緑色になったら、すばやく水を張ったバケツに移して1時間程度浸けておく。
- 湯揚げで変色した部分を水切りしてから花立に活ける。
※湯揚げは花によって向き不向きがあるので注意しましょう。
長持ちしやすい仏花の種類と選び方
菊
〜花言葉:「高尚」「高貴」〜
菊は種類が豊富で花の色や大きさなど、様々。仏花としても人気が高く、長持ちしやすく、枯れても花びらが散りにくいです。なかでも、ピンポン菊が特に長持ちしやすいとされています。
カーネーション
〜花言葉:「無垢で深い愛」〜
母の日に贈ることでよく知られているカーネーションも長持ちしやすい花です。一般的に仏花には白色のカーネーションが飾られます。
お手入れのときは水切りや、茎を水中に浸けたまま手で折る「水折り」で水分を吸収しやすくしてあげると、長持ちしやすくなります。
トルコキキョウ
〜花言葉:「清々しい美しさ」「優美」〜
暑さに強いトルコキキョウも、長持ちする花として知られています。一般的に仏壇には、白色や紫色で縁取りのある花色を供えます。お手入れのときに茎の節部分をカットすると水分を吸収しにくくなるため注意が必要です。
切り花を長持ちさせるアイテム3選
①10円玉
銅製の10円玉を花立の水の中にいれておくと、銅イオンが溶け出て細菌の繁殖を抑えてくれる効果があります。水替えのときは10円玉も洗うようにしましょう。また花立自体が銅製のものもあるので、活用するといいでしょう。
②延命剤
延命剤を花立の水の中に入れる方法です。延命剤には花の栄養となる糖類や、殺菌作用がある塩酸などの成分が入っています。
注意点としては、延命剤は金属性の花立を傷めてしまう場合があります。切り花の延命剤には仏花専用のものもあるので、そちらを使用するのがおすすめです。必ず説明書を読んで正しい方法と、適量を守って使用してください。
③漂白剤
金属製以外の花立の場合、漂白剤も使えます。ただし、強力な殺菌作用があるので入れすぎに注意しましょう。水300リットルに1滴ほどが目安です。
仏壇の切り花がきれいな状態だと、故人様も嬉しいのではないでしょうか。切り花はお手入れや活け方のポイントを知っておくと、長持ちしやすくなりますので是非参考にしてみてくださいね。