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お葬式と終活の豆知識

コロナ禍で注目されている「一日葬」と「家族葬」って?|葬儀費用がないときの工夫方法もご紹介します!

2022年2月16日

今回ご紹介するのは、コロナ禍で注目されている「一日葬」と「家族葬」についてです。コロナが流行し、一般葬よりもこういったコンパクトな式が多くなってきました。この2つは、コンパクトながらもしっかりとお見送りができる葬儀形態として大人気です。また、今回は葬儀費用がない場合の工夫方法についてもご紹介しています。是非、チェックしてみてくださいね。

 

コンパクトさがちょうどいい「一日葬」

「一日葬」とは?

通常、お葬式は1日目の夕刻、通夜の法要をし、翌日(二日目)に葬儀・告別式を執り行います。「一日葬」とは、2日間にわたるお葬式を、お通夜をやらずに告別式のみ行うお葬式の形式です。参列者が少人数であるとか、費用をなるべく抑えたいとか、遠方からの参列者の宿泊費の負担の軽減などを考えて「一日葬」を選ばれる方もいます。

 

ただ注意点もあります。菩提寺(お墓)がある方は、管理している宗教者(お坊様)の理解が必要です。仏式のお経には、お通夜~葬儀告別式と一連の流れに供養の意義があると言われているので、「一日葬」への御理解を頂きにくいのも現状です。

 

「一日葬」の費用

埼玉県熊谷市の「一日葬」の平均

埼玉県熊谷市では、40万円程度の「一日葬」のプランを提供している葬儀社が多いようです。全国の「一日葬」の平均は、およそ44万円のため、熊谷市はほぼ平均的な費用となっております。

 

「一日葬」の費用の構成について

一般的にですが、「一日葬」プランには、祭壇や棺桶、遺影、ドライアイス、骨壷、車両費などといった葬儀施行にかかる費用は含まれています。

 

搬送代や安置室使用料、納棺での最後の身支度などは別途料金が発生してきます。そして、参列者のおもてなしとして必要な費用として、飲食費や返礼品、寺院への費用としてお布施、戒名料、お車代、心づけなどがかかります。

 

通夜式は執り行いませんが、告別式にかかる式場使用料や火葬にかかる火葬場利用料といった施設にかかる使用量が発生します。ただ、お別れ用生花や祭壇、棺桶などは通常よりも豪華なものもありますので、選択肢によって金額の変動は起こります。どのように故人を見送りたいかによって選択するのが良いでしょう。

 

「一日葬」のメリットとデメリット

メリット

「一日葬」は、体力的・精神的にご遺族様の負担を軽減できます。通夜を行わない為、葬儀の前後はゆっくりと身体を休めることができます。又、遠方から来る参列者には、日帰りという選択肢が増え宿泊施設を探す手間が省けます。その為、旅費等の出費が減り、参列者にとってもメリットのあるスタイルとなっています。

 

そして、「一日葬」は金銭的な負担も軽減されるという特徴もあります。通常は、通夜・告別式と2日分の会場や料理を用意しておく必要があります。しかし、一日葬は1日で火葬まで行うので式場代・飲食代などが1日分となり費用を抑えることが可能です。返礼品も1日分の用意で構いません。

 

「一日葬」は参列者が集まりやすい日程を1日だけ押さえることができれば、様々な負担を軽減できるスタイルと言えます。

 

デメリット

「一日葬」は、2日分の内容を1日で行わなければならない為…

 

続きはこちら→今、注目されている「一日葬」とは?費用とメリット、デメリット

 

コロナ禍で注目!身内で行う家族葬

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家族葬とは?

家族葬とは、家族や親族、親しい友人・知人を中心に、小規模で行う葬儀のことです。「家族葬」にはっきりとした定義はありませんが、参列人数は1~30名程度で、一般的な葬儀と同様にご僧侶をお呼びすることが多いです。基本的に必要なことや式の流れは一般的な葬儀とほぼ同じですが、少人数のため、一人ひとりの想いが反映しやすいという特徴があります。

 

家族葬の流れ

家族葬の流れは、基本的に一般的な葬儀と一緒です。通夜の翌日に告別式を行い、火葬をします。参列人数が少ないため、所要時間はお通夜であれば40分程度、告別式は40~50分程度と一般的な葬儀より短くなるのが特徴。火葬については、工程が同じのため、一般的な葬儀と同様に1時間~1時間半程度が目安です。

 

家族葬のメリット

自由な葬儀ができる

家族葬は親しい方のみで行うため、世間体にこだわることなく、自由な内容の葬送を執り行えます。故人が趣味で作ったものを展示する方や故人の写真を集め自由に飾る方もいらっしゃいます。

 

落ち着いて別れることができる

一般的な葬儀では、多数の参列者に気を配りながら対応することが多いでしょう。それに比べ、家族葬は気心の知れた方のみで行う為、遺族の気持ちの負担を軽くすることができます。家族の時間をゆっくりと取ることによって、故人とのお別れに向き合うことができるのです。

 

料理や返礼品の自由度が高い

大勢の人を招く一般葬では、料理や返礼品の準備を葬儀社に依頼することが多いでしょう。しかし、家族葬であればおもてなしをする人数も少なくなります。そのため、行きつけのお店で食事をしたり、返礼品を用意しなかったりという選択をされる方も多くいます。参列者の人数が少なくなれば、遺族の判断で臨機応変に対応できる自由度の高い葬儀となっています。

 

費用を抑えることができる

一般的に葬儀は参列者が少なくなるほど、かかる費用が少なくなります。その為、一般葬に比べて小規模な家族葬は、費用を抑えることができるのです。

しかし、葬儀自体は安く行えても、いただける香典の額によっても赤字の割合は変わってきます。収支のバランスにより、最終的な赤字の割合が決まることを念頭においておくといいでしょう。

 

家族葬のデメリット

トラブルの可能性

「故人にお別れのご挨拶が出来なかった」と、参列出来なかったことを残念に思う方や、不満に感じる方がいる可能性があります。事前・事後に家族葬で行う趣旨について充分に説明し、理解をしていただくようにしましょう。「故人の遺志で」という理由にすることで…

 

続きはこちら→家族葬の流れや費用、メリット・デメリットなど知っておきたいこと

 

家族葬で起こりやすいトラブル

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親族とのトラブル

家族葬で多いトラブルの1つである親族とのいざこざ。以前に比べて理解が深まっている家族葬ですが、盛大に見送るのが一般的と考える地域や家族葬を寂しいと感じる方も少なからずいるようです。

 

葬儀に対する価値観が異なる場合、納得してもらえないまま葬儀を行うと、参列できなかった親族から不満が出やすいです。まずは、しっかりと家族葬で行う旨をお伝えするといいでしょう。又、葬儀とは別にお別れの時間を設けてあげてもいいかもしれません。

 

近所とのトラブル

近所とのトラブルも起こりやすい家族葬。家族葬は、近所の人の参列を辞退するケースが多いですが、特に近所付き合いが密な地域に住んでいた場合は注意が必要です。

 

特に、故人様と仲の良かったご友人はお別れをしたいと思っているでしょう。そういった方々に黙って葬儀を済ませてしまうとトラブルに繋がってしまいます。後から、「私は呼んでもらえなかった」と言われてしまうこともあるようです。

 

予期していない参列者の弔問

家族葬は、一般的に遺族から参列をお願いされない限りは参列を遠慮するのがマナー。しかし、意図が正確に伝わらず、参列をお願いしていない人が弔問に訪れるというトラブルもあるようです。予期せぬ参列者の場合でも、故人への思いから来てくれているので、遺族としては無下にできず、慌てて対応するというケースが多いようです。

 

他にも、参列を控えた人の中にも、故人とお別れができなかったことを後悔する人が出ることがあります。家族葬後に、「参列して見送りたかった」と苦言を呈されるケースもあるようです。

 

金銭面のトラブル

家族葬では、葬儀費用が思ったより高額になってしまったということも多いようです。一般葬では、香典を持ってきてくれる人が多い為ある程度葬儀費用に充てることができます。

 

一方、会葬者が少ない分、香典としての収入が見込めず自身の負担が大きくなってしまうこともあります。家族葬は人数が少ない分、食事や返礼品などの接待にかかる費用を抑えることができますが…

 

続きはこちら→家族葬で起こりやすいトラブル6選とその対処法について

 

葬儀費用がないときの工夫方法

葬儀の平均相場と内訳

2020年3月に実施した「第4回お葬式に関する全国調査(2020年)」(株式会社鎌倉新書が2年に1回行っている「お葬式に関する全国調査」)によると、葬儀費用の全国平均相場は208万200円だそうです。ここに含まれるのは、お葬式費用・飲食接待費用・返礼品費用・寺院費用です。コロナ禍の最近では、飲食を控えるお客様も多いため、多少の差はあるかと思いますが平均はこのような金額になっているようです。

 

内訳を見ると、お葬式にかかる費用は119万1,900円(平均)。ここに含まれるのは、火葬場使用料・式場使用料などで、会葬者(参列者)の人数によって変わる飲食費用・返礼品費用は含まれていません。

 

葬儀費用は誰が負担するかについての決まりはありませんが、通常は葬儀のお金を取り仕切る役目の「施主」が担います。その施主は、葬儀の責任者である「喪主」が兼任することが多いです。

 

喪主は、故人の配偶者(夫や妻)か長男が務めるのが一般的です。喪主に経済的能力が不足している場合は他の親族が援助することもありますが、多くの場合は故人の預貯金や保険などの相続財産から支払うケースが多いようです。故人が生前に相続人と葬儀について合意をしていた場合や何かの契約をしていた場合は、指定された人が葬儀費用を負担します。

 

葬儀費用が足りない場合は…?

①葬儀を簡略化する

近年では、コロナウイルスの影響もあり、通夜をおこなわない一日葬や火葬のみをおこなう直葬など、シンプルな葬儀形式も浸透しています。また、家族葬は費用のバリエーションが豊富で、参列者を家族と近親者のみにすれば食事代や会葬礼品などの費用を抑えられることもあります。このように簡略化した葬儀の選択肢を視野に入れてみてもいいかもしれません。

 

②市民葬・区民葬を利用する

市民葬とは、各市町村が市民・区民向けのサービスの一環として行っている葬儀プランのことです。市民葬・区民葬では、それぞれの自治体が提携している一般の葬儀社が葬儀を施行します。市民葬の大きな特徴は、簡素ながらも安価なお葬式があげられるということです。

 

ファミールの市民葬

埼玉県熊谷市「メモリアル彩雲」

熊谷市火葬場と併設された葬斎施設・メモリアル彩雲は、熊谷市が管理する公営の斎場(式場)です。熊谷市(旧 大里村 江南町 妻沼町 川本街を含む)の市民であるならば、どなたでも申し込むことができることから、平成9年開設以来、多くの方から利用されております。

 

100席の大きい式場と50席の式場があり、いずれも白木の祭壇が備えられおります。仏式、神式、キリスト教、無宗教等、宗派は不問で式を執り行うことができます。さらに各式場にはご遺族の控室、僧侶等控室などが併設されており、使い勝手がよい施設になっています。

 

上越新幹線、長野新幹線も停車するJR熊谷駅から、市内循環バス「ゆうゆうバス」が出発しています。お車の場合は、関越自動車道の東松山インターから30分ほどで到着します。290台ほどの広い駐車場、バスや身体障害者専用もあります。

 

埼玉県行田市「行田市斎場」

火葬場併設の公営式場。通夜・告別式・火葬まで執り行うことができます。第1式場、第2式場ともに60席あり、会食室も60席のご用意がございます。当日までの安置は不可ですが、行田セレモニーグループのフォミールにて安置室を御利用頂けます。

 

秩父鉄道「行田市駅」よりタクシー約5分、JR線「北鴻巣駅」よりタクシー約10分、東北自動車道「加須IC」→国道125号経由で約25分ほどで到着します。駐車場は85台のご用意がございます。

 

③クレジットカード決済

近年はクレジットカードで支払える葬儀社も増えており、分割にすることで負担を減らせます。クレジットカードの限度額を確認しておいてください。ただし寺院へのお布施には現金が必要なことが…

 

今、コロナ禍で注目されている「家族葬」と「一日葬」、「葬儀のお金が無かった場合のお葬式」についてご紹介しました。是非、参考にしてみてくださいね。

 

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