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お葬式と終活の豆知識
埼玉県熊谷市のお葬式|訃報はどうやって送ればいい?内容や送るべき人、手段を解説!
2021年10月15日
自分が遺族となった場合、訃報を流す必要がでてきますが、みなさん訃報の送り方はご存知でしょうか?中々送る機会がないため、知らない人も多いはず!今回は、訃報の送り方についてご紹介していきます。
目次
訃報の基本のキ
「訃報」とは
訃報とは、人が亡くなった際に届くお知らせのこと。現代では、会場を借りるのが一般的なため訃報を知らせる段階では葬儀の詳細が未定のこともあり、決まり次第連絡という場合が多いです。訃報は故人が亡くなったことを周囲に知らせ、葬儀等の案内をするという重要な役割となっています。
「訃報」の使い方
訃報を受け取る場合は、(例)出張先で旧友の訃報が届いたなど「届く」「接する」と表現します。訃報を送る場合は、訃報の連絡をする場合は(例)母の訃報を流すなど、「流す」と表現します。
訃報を伝える手段
①電話で伝える
電話は素早く訃報を伝えることができ、亡くなった事実が正確に伝わる手段です。読んでもらったかどうか分からないメールや文書に比べ、確実に相手に届くため安心できます。親族へは直接電話でお知らせするのがおすすめです。
②メールで伝える
現代では、メールで訃報を送る人も増えてきましたが、特に年配の方への訃報は書面や電話、対面にて伝えるものと思っている人もいます。そのため、その人に合った方法を考慮したうえで送るといいでしょう。
気心の知れた近しい人や仕事関係の人に早急に連絡する必要がある場合は、メールは一斉に送ることができる有効な手段です。
家族からの訃報の件名は、「訃報」「〇〇逝去のお知らせ」「〇〇が永眠しました」などとします。会社からの訃報の件名は、「訃報」「〇〇様ご逝去のお知らせ」「弊社取締役〇〇〇〇逝去のお知らせ」などが一般的。すぐに分かる件名にしましょう。
FAXまたは文書で伝える
FAXは仕事関係で多く使われています。また、耳が遠いなど電話では聞き取りにくく人に対しては、確実に伝えるための手段として安心できます。
LINE、FacebookなどのSNSで伝える
若い世代の子供や孫への連絡手段として有効でしょう。あまり驚かせないように、用件のみ簡潔に連絡するのが望ましいでしょう。
訃報はどのようにして伝えればいい?
訃報で伝える内容
・誰がいつ亡くなったのか
故人の名前、逝去日、遺族の意向によっては簡単な死因も含みます・葬儀の情報
通夜や葬儀の日時と場所、葬儀形式。参列者が迷わない記載(最寄りの駅や、地図など)があれば親切です。未定の場合は改めて連絡する旨を伝えるといいでしょう。・喪主について
喪主の名前と故人との続柄
故人の名前、逝去日、遺族の意向によっては簡単な死因も含みます・葬儀の情報
通夜や葬儀の日時と場所、葬儀形式。参列者が迷わない記載(最寄りの駅や、地図など)があれば親切です。未定の場合は改めて連絡する旨を伝えるといいでしょう。・喪主について
喪主の名前と故人との続柄
・連絡先
喪主の電話番号や住所。会社から知らせを送る場合は、担当者の名前と連絡先をお知らせしましょう。
・家族葬の場合
家族葬の場合は、近親者のみの家族葬であることを伝えましょう。
2つの注意点
①訃報には季節の挨拶文は必要ありません
礼儀に反するのではと躊躇してしまう人もいるでしょう。しかし、訃報の場合は、いきなり本題に入ることによって、挨拶文を忘れるほどの驚きとショックを受けている状態を表しています。
②句読点は入れない
基本的に書面やメールでの訃報に句読点は入れません。理由は諸説ありますが、一般的には「滞りなく葬儀が終わるように」という意味を込めています。
訃報で連絡するべき人
訃報の連絡をするべき人は、基本的に葬儀の案内を出す人や参列してもらいたい人と考えるとよいでしょう。家族や親族、故人と親しかった人にはきちんと伝えるようにしましょう。
一般的には、町内会や自治会長を通して近所の人たちに伝えてもらうのが礼儀ですが、隣人や親しい近所の人には直接伝えるのがよいでしょう。故人が会社員だった場合は、会社の上司や同僚、人事部の人などを通して職場の人たちに伝えてもらいましょう。
訃報の連絡をする順番とタイミング
まずは親族・近親者、葬儀の日時や場所が決まってから、故人が親しくしていた友人・知人、故人の仕事や学校の関係者、町内会や自治会、遺族の関係者という順序で連絡を入れましょう。
いかがだったでしょうか。ある程度の知識を知っておくことで、いざというときに慌てることなく対処できるので安心です!