【社長コラム】正々の旗 堂々の陣

人の生死と向き合う仕事なので
葬儀の業務はとても不規則だ。
それに加え、24時間体制で、「お通夜」という残業がつくので
なかなか求職者が集まらない。
今、どこの葬儀社も社内の体制や仕組みを見直し、
人が働きやすい職場環境の改善が求められている。
もちろん、それは納得しているし、
そうしなくては人手不足のため廃業、
という憂き目にあってしまうのは目に見えているのだが、
休みも多く残業もなし、そのうえ給与もいいという会社が
本当に働く人にとっていい会社なのか、いい仕事なのか、疑問に思う.
休みや給与以上に仕事に就いて喜びを感じることは、
目標への達成感、そして人から認められることではないだろうか。
それがやりがいや働く意欲となって、
多少な無理にも努力で向かっていくのではないだろうか。
そのためにも会社が、社会とっても必要な存在で、
人のために役にたっていることを示していかなければならない。
理念やビジョンがあり、従業員の目的が一つにまとまっており、
人、資本、サービス、技術、情報の資源を重点投入した事業を展開していけば
自然と人が集まる魅力的な会社になるのではないだろうか。
そんな無敵の組織を孫子は
正々の旗 堂々の陣
と言い表している。
「あの会社で働いてみたい」
そう言われるようにしたいと思っている。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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