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【社長コラム156】及ばざれば、これ避く ~大手に学ぶ撤退の利~
行田セレモニー会館 の近くにあった スポーツDEPO が今月いっぱいで閉店することなった。
お盆連休の最後の日、駐車場には車がいっぱいだったので、
ちょっと興味本位で店内を覗いてみた。
全てを2割引きにしていたせいか、商品はほとんどなく、
戦況下のスーパーのようになっていた。
となりの GOLF5 も同様で、
残りの商品から何か掘り出し物はないかと、大勢の客の熱気だけが店内にあふれていた。
この施設もオープンしてまだ数年だった。
撤退の理由は定かではないが、これまでの投資と売上を十分比較検討して。
経営側は閉店の決断に至ったのだと推測する。
撤退も戦略である。
孫子も伝う。
敵すれば、これと戦い、少なければ、よく逃れ、及ばざれば、これ避く 孫子「謀攻篇」
戦いも経営も目的は勝つこと。
「いける!」と思ったら、ガンガン進むべきだが、
自信がなかったら戦わずして逃げ出し、うまくいかなかったら潔く退避する。
再び勝つチャンスをうかがうため、撤退、回り道も恥ずべきではない、というわけだ。
市場をみると、どんな企業もそのようなトライ&エラーを繰り返し成長を続けている。
地方の零細企業は、そんな資本力はないので、マネはでいないが、
葬儀の業界も変化が激しいので、細かいところで撤退を決断する場面もある。
そのためには資産を軽くし、スピーディに対応できるよう身を軽くしておくことが、
零細企業が生き残る必須条件、ということだ。
智者の慮(りょ)は、必ず、利と害を雑(まじ)う 孫子「九変篇」
進むときは、勝ったことだけはなく、負けることも一緒に考えることが智者だ、とこれも孫子。
孫子の兵法は、弱者の戦略を描いている。
小さな会社で自分は、大手の撤退をみて、次は我が身と気持ちを引き締めるのである。
株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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