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連続ドラマ「死化粧師」のモデル!アノ橋爪謙一郎氏が熊谷にやってくる!

2021年6月15日

今回は、「熊谷終活祭」に来られる橋爪謙一郎氏の著書やモデルになったドラマなどをご紹介していきます! 「熊谷終活祭」の詳しい情報はコチラ!

連続ドラマ「死化粧師」のモデルになった橋爪謙一郎氏

  • 1967年、北海道千歳市生まれ。成城大学卒業後、1994年に渡米、葬祭ディレクター全米国家試験に合格。
  • 1998年、ホリスティックヘルス教育学修士課程を修了。米国の葬儀社にて実務を体験しながらグリーフケアを学び、カリフォルニア州エンバーマー(遺体衛生保全技術者)の免許を取得して2001年に帰国。
  • その後、専門学校の副校長、一般社団法人日本遺体衛生保全協会スーパーバイザー、エンバーマー育成教育機関の講師としてエンバーマー育成に従事する。
  • 2004年、「人が人にやさしくなれる社会をつくる」ことを理念に掲げ、株式会社 ジーエスアイを設立、「グリーフサポートセミナー」の提供を開始。

この度、6月19日に開催される熊谷終活祭に橋爪謙一郎氏がいらっしゃいます! 橋爪謙一郎氏は、テレビドラマ化(テレビ東京系列)された、マンガ「死化粧師」(三原ミツカズ著/祥伝社)のモデルでもあります。今回は、業界で大注目を浴びている橋爪謙一郎氏の著書をご紹介していきます。

 

連続ドラマ「死化粧師」

「死化粧師」は、三原ミツカズさんの漫画。祥伝社『FEEL YOUNG』にて2002年6月号から2013年5月号まで連載されました。コミックスは同社feelコミックスより全7巻が刊行されているそうです。エンバーマーの間宮心十郎を主人公とするヒューマンストーリー。 2007年にはテレビドラマ版が放送されました。

 

エンバーミングとは

エンバーミングとは、遺族と亡くなった方がより良いお別れをするために、遺体の修復・化粧、殺菌・消毒、防腐処置などを行う技術です。

長期入院でやせてしまい面影がなくなった方や、事故などで顔に傷がある方も、写真などを参考にしてできる限り生前の姿に近い状態に修復できます。また、遺体内の体液を、血管を通じて防腐・消毒のための薬液と交換し、全身に浸透させることにより、長期(*)の安置が可能になります。薬液には赤みを帯びた色素が混入されているので、体内に薬液を循環させることで、より自然な血色を取り戻すこともできます。

遺体を消毒し、血液・体液を防腐・消毒液と置き換えることで、腐敗を防止して体内の病原菌などを殺菌することが出来るので、感染症などで亡くなった方とも、清潔で安心感のあるお別れが出来ます。

すぐに火葬を行う日本では、葬儀の準備に追われて慌ただしく告別式を迎えることも多いですが、エンバーミングは、長期間(*)の保存が可能なため、海外など遠隔地にいる遺族を待って、納得のいく葬儀の準備をすることもできます。遺族の心の負担を軽減することも、エンバーミングの目的の一つと言えます。

 

(*)日本遺体衛生保全協会(IFSA)の自主基準では、エンバーミングを行う条件として「献体、海外輸送などの特別な目的の場合を除き、死後50日以内に火葬又は埋葬するとの証明又は制約のないときは、エンバーミングを行ってはならない」とされています。

著書

①エンバーマー

〜100人いたら、100通りの送りかた〜

「ご遺体」を修復する「エンバーマー」というお仕事。著者の仕事は「ご遺体」をまるで生前の姿のように整えること…だけではない。その真の目的は、ご遺族のために、故人との「お別れの場」を準備してあげること。

 

誰もがいつかは死を迎え、誰もがいつかは「愛する者との別れ」を経験する。その現実を受け止めるために、ご遺族を支えてきたこととは?エンバーミングの本場、アメリカで猛修行後、帰国した彼の目に映ったものは?「ご遺体」との関わり、「ご遺族」との触れ合いの中で感じたこととは?

 

これは、日本人エンバーマーの第一人者、橋爪謙一郎の半生記でもある。彼が辿ってきた道程、「エンバーマー」と「グリーフサポート」に捧げた日々をなぞると、その中から、「葬儀」の目的、さらには「悲しみを癒すためにどう支えてあげればいいのか」が見えてくる。

 

数々のエピソードから、著者がご遺族と接するなかで、「故人との別れ」の大切さをご遺族に気づいてもらうきっかけを与えてきたのか、また、それがどうご遺族に影響を与えてきたのかが克明に綴られている。

 

2007年放映、著者が監修をつとめた連続ドラマ『死化粧師』(テレビ東京)のコピーは、〜死の数だけ「命」の物語がある〜。
これは、違った視点からの『おくりびと』のお話である。

 

※ 著者はコミック『死化粧師』(『FEEL COMICS』)の主人公、間宮心十郎のモデルでもある。漫画家・三原ミツカズ先生による、帯の推薦文および心十郎のイラストを掲載

 

②お父さん、「葬式はいらない」って言わないで

 

〜正しい葬式は必要! 遺族の為の葬儀の事業仕分けの勧め〜

妻に先立たれた男性が、生前妻を大切にしなかった後悔の念で、後追い自殺をする…。父に反抗ばかりしていた娘が、失って始めてその愛情を知り取り返しのつかない思いから自暴自棄になる…。

 

死別の悲しみから心を病み、崩壊していく――そのような心の病が現代病としてクローズアップされています。それを避けるためにあるのが、グリーフケア(死別による悲嘆ケア)です。そして、「葬式」こそがそのスタートライン。葬儀とは、大切な人との死別体験者が立ち直るために必要な要素を満たすもの。だから「悲しみの儀式としての葬儀」は要るのです。

 

多くの悲劇の実例を見、そのケアをしてきた、グリーフケアとエンバーミング(死化粧)の日本における第一人者が説く「遺族の為の葬式必要論」。

 

葬儀とは、①残された人々が故人を振り返る機会 ②故人に感謝の念を抱く場 ③悲しい、悔しいという思いに遠慮なく浸れる時間 ④霊の処理や供養など宗教的な意味 それらを通らず死者を送ることの危険性を、いずれ送られる側になる全ての人が遺族の為に考えるべきことでもあります。

 

本書は「時代にそぐわない葬儀なら要らない」という、葬儀仕分けの勧めです。

 

ドラマのモデルになったり、著書を本を出版されたりと大活躍の橋爪謙一郎氏。きっと、これまでも、今後も、熊谷に来られる機会は中々ないと思いますで「熊谷終活祭」をお見逃しなく!!!!

【新着情報】第3回熊谷終活祭、無事開催しました!


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