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《社長コラム》残される家族のために残しておく肖像写真

2014年6月18日
《社長コラム》残される家族のために残しておく肖像写真

お葬式で家族や参列者が一番最初に目にし、
永く印象に残るもの――
それは大きな祭壇や豪華な花でなはく、
故人の顔――遺影だ。

「いい写真だね・・・」
と残された人たちが偲べる写真を残すには、どうしたらいいのか――。

お葬式になったとき、ご遺族の皆さんが一番慌てること…
それは「遺影づくり」。
ほとんどの方が生前にお葬式の写真を用意しておくことは、ない。
逝去直後から家族総出で、
古いアルバムから本人の顔が写っている1枚を捜しだし、
首を挿げ替え合成のうえ、
葬儀当日に間に合わせる――というのが一般的だ。
いや、写真が見つかればいいほう。
ご年配の方だと写真嫌いで、
最近のが見つからず、
極端に若い頃の姿や、
免許証の証明写真で何とか済ます…ということもしばしば。

とりあえず葬式の時だけ間に合わせれば――
というのなら結構。
しかしお葬式で使った写真がいずれは自宅に、
手元にずっと残され、
面影を偲ぶのに毎日見つめることになると思うと、
出来れば本人らしい、いい表情を選びたい。

遺影写真の選び方としていくつかのポイントをあげると…

① 大きさ
一般的に遺影は「四つ切り」というサイズ(約25cm×30cm)で作成する。
顔が写っている写真が手元にある場合、
この大きさまでに引伸ばすために、
できるだけ大きく写っている写真を選ぶことが理想的。

② 紙質
原稿の写真をパソコンに取り込み、
加工するのだが、結婚式の集合写真を選んだ場合注意が必要。
表面が凸凹しているときれいに取り込めず歪むことがある。
原稿の写真はツルッとした表面のものを選びたい。

③ 修正
最近では写真の加工技術が向上してきたので、
パジャマ姿や水着姿の写真でも好みの服に着せ替えることができる。
メガネの反射や、モノクロ写真でも修整加工し、
自然な仕上がりになる。しかし帽子を消したり、
表情を変える魔法のようなことは出来ない。
修正の限界を知っておこう。

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ともあれ、一番いいのは事前に写真を撮っておくこと。
修正加工もせず、そのときの表情・姿をそのまま写すことで、
その人らしい遺影がずっと残されていく。

遺影のために撮るというと気が重いのなら、
記念日や慶事のタイミングで
「その時間を撮る」
という気持ちをもって臨むといい。

今度の終活大学では、
『いい顔を残そう』という掛け声で、
「肖像写真」の撮影会を実施する。
自分や家族の姿をきれいに残していく「きっかけ」として
この機会を利用して頂ければと願っている。
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第5回ぎょうだ終活大学
「いい顔写そう、肖像写真撮影会」
6月28日(土)午後2時から
ファミール行田〔駅前ハウス〕
予約申込先:㈱ヨコカワ/行田セレモニー

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