• Home
  • ファミールブログ

ファミールブログ

《社長コラム》人ごとではない!実家の片付け

2014年11月7日
《社長コラム》人ごとではない!実家の片付け

人口が減少が始めている、
という話は耳にすることはあっても、切羽詰った感はなかった。
最近までは・・・。

気がつくと、自分の周囲でも少しづつ、人がいなくなっている。
というとまるでホラーのようであるが、
亡くなったり、高齢のため介護施設に入居したり、
人の減りを身近に実感できるようになってきた。
それを裏付けるように行田市の人口減少は著しく、
最新の地価公示の下落率は埼玉県内でも隣町の加須羽生を抜いている。

とくに葬儀の仕事を請け負っていると、
お亡くなりなった後、
自宅に誰もいなくなってしまう家庭がここ数年、急激に見受けられるようになった。
子どもがいないご夫婦や、
いわゆる「お一人さま」、
子どもがいても別世帯で、遠方に居を構えていると、
葬儀後には実家が無人になるので、
告別式の日に遺骨をお墓に埋葬してしまうことが多い。
ただ自宅をはじめ、
故人の遺品や遺留物は残っているので、
その整理や処分に手間取ったり、
困惑している遺族も多く、相談を受けることも多くなった。

一方、親が生きていれば、
スムーズに片付けられるかというとそうでもないらしい。
親の死や介護などに直面している子世代の年齢は50~60代の団塊世代。
戦後の貧しい時代を生き抜いてきた親世代と、
高度成長期を謳歌してきた子世代。
「いる」「いらない」の価値基準はたとえ親子でも異なり、
選別をめぐって親子仲が悪くなることもあるという。

メディアも敏感に反応している。
昨年出版された主婦の友社の「親の家を片づける」シリーズ。
発行部数は10万部を超えるヒットになっているという。
テレビや新聞などでも連日のようにこの種のテーマが報道されている。
放置された空き家や遺品整理業者とのトラブル…
親と離れて暮らす子世代に降りかかる実家問題は、
いまや社会問題化している。

house_katazuke
11月のぎょうだ終活大学では、
この「実家の片付け」と「生前整理」をテーマに取上げる。
「実家の片付け」と一言でいっても、
残された親の荷物の整理から相続、空き家管理、
売却や解体など。問題はさまざま。
そして残された遺品は他人からみれば不要品でも、
本人や家族にとっては思い入れの深い品々となる。
人の気持ちや要望を大切にしながら、
どこからどのように手をつけていけばいいのかを、
実際の遺品整理の現場で活躍している専門家から聞ける貴重な講座になるだろう。

第9回ぎょうだ終活大学
実家の片付け・生前整理 ~遺品整理の現場から~
遺品整理士 久保公人

11月15日(土)
午後2時から3時
ファミール行田〔駅前ハウス〕
受講料:500円(会員は無料)
ドリンク・ケーキ付
事前予約制(電話にて受付)

※ ※ ※ ※ ※
株式会社ヨコカワ
行田セレモニー
家族葬専門ファミール
お葬式のヨコカワ通信
行田の美味しい店紹介
行田のお寺を訪ねて


閉じる