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【社長コラム】村上隆の五百羅漢図展を見る
2月とはいえ、やさしい日差しが注ぐ友引の昼間、
巷で評判の
村上隆の五百羅漢図展
を見に森美術館へ行ってきました。
おどろおどろしい表情の「羅漢」たちが
極彩色に彩られ、会場いっぱいに展示されています。
まさにほとじばるようなエネルギーが渦巻く、大迫力の展覧会です。
羅漢は「500ある人間の悩みを救う聖人」として中世より描かれてきました。
今回の作品群は
現代社会人の「悩み」「苦しみ」「もがき」というものを表現し
現代に甦った羅漢たちが、姿形を変えて救ってくれている・・・そんな印象を感じとり、
これだけの迫力ある作品に囲まれながら
不思議と穏やかな気持ちで眺めることができました。
そうすると、村上氏が描く羅漢やキャラクターたちが
あれだけ醜く(?)描かれても
とても愛嬌のある、親しみやすく思えてきます。
他に展覧会には「死」を意識した作品も多くみられます。
「仏教離れ」「葬式離れ」となっている今、
救済や死生観というものを考えさせらました。
※※※ 蛇 足 ※※※
六本木に来たついでに
国立新美術館まで足を伸ばし
大原美術館コレクション
も見てきました。
倉敷にある大原美術館所蔵の東西の名画を
近所で見られるという「お得」な展覧会です。
とくに直前に五百羅漢図を見たせいか
宗教がらみで
エル・グレコの「受胎告知」や
関根正二の「信仰の悲しみ」は
以前と違った目で鑑賞することができました。
とはいうものの
ミュージアムショップで売られていた上記の作品のポストカードは
ちょっとも持ち帰るには重過ぎるな、ということで
買ったのはモディリアーニの額付ポスター、1100円。
ちなみに、今年はこれから
ルノアールやカラヴァッジョの展覧会が開催されるようです。
こちらも楽しみですね。
※ ※ ※ ※ ※
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