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【社長コラム】心肺蘇生法とAEDの講習を受けてきました

2016年6月26日
【社長コラム】心肺蘇生法とAEDの講習を受けてきました

先日、『モリタリング』というテレビ番組で
「道で人が倒れていたらAEDを使いこなせるか――」という実験をやっていた。
興味深かったのは、20代の若年世代はAEDを使いこなせるのに対し、
40代の中年世代は右往左往して手をつけられない、という結果だった。
これは既に学校でAEDの使い方を若年世代は教わっていたことの差だった。

そういうお前は使えるのかよ、と問われそうだが
かくいう自分もAEDの使い方はおろか、触れたこともない。
いや、それどころか心臓マッサージや人口呼吸も遠い過去におさわり程度の経験で
救急処置の知識も実習も受けたことがない。

「亡くなった人を相手にしている葬儀屋には必要ないだろう――」と
皮肉なツッコミをいれられそうだが、
実は葬儀中、参列者が極度の緊張で倒れることが過去にもあった。
そのときは霊柩車の脇に救急車が横付けされて
何だか奇妙な映ヅラになる。

ただでさえ悲しい現場なのに
ここで悲劇が重なることは
遺族や会葬者にとっても避けたい。
ましてお葬式は1度きりの大切なこと。
葬儀は無事に、満足をもって行われることが
施行を請け負う葬儀社の責務である。

そんなわけで本日、
地元の消防署職員さんが指導してくれる「救急処置講座」に参加してきました。
P1002626
消防署職員さんの話だと
救急車が到着するまでの平均時間は8分。
それまでに呼吸が止まっている人がいたら
胸骨圧迫(心臓マッサージ)を繰り返し続けておくとのこと。

こういう講座でよく見かけるマネキンを相手にやってみましたが
かなり強く、早いテンポでマッサージをすることに驚く。
「骨が折れちゃんじゃないですか」と聞くと
命に関わることなのだから骨のことは後回し――なんだそうです。

そしていよいよAEDに初チャレンジ。
P1002629
AEDのパッドを体に貼り付けるためには
衣服を広げ、地肌に直接貼ることが大前提。
だからAEDの設置場所には衣服を切断するハサミ、
そして、胸毛も邪魔になるのでカミソリが常時備えられているとのこと。
今度、胸毛の濃い人を見かけたら
「AEDが使われるように、その胸毛、剃っていたほうが命のためっすよ」
と、教えておいてあげよう。

胸毛の濃い人から「命の恩人」と感謝されるかは定かでないが
今回の実習でAEDの概要と使い方はおおかた理解できた。
出来ればそのような機会がないことを願いたいが、
不特定多数の、しかもお年寄りが多い現場なので、
これからは葬儀屋も救急処置のやり方をマスターしておくことが肝心だと思った。
で、自社の式場にAEDを備えておければいいな、と思ったので
いくらくらいかかるの?と聞くと、「50万円」という返答だった。

ご、ご、50万円!Σ(゚д゚;)
命に関わることなので・・・それに比べたら・・・
しかし50万円は、ちょっと高過ぎはしないか?
高価すぎるAEDは、心臓に悪い。

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