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【社長コラム】上下 欲を同じくするものは勝つ
2019年4月7日
自分も立場上、セミナーや読書を通じて経営の勉強をしているつもりだ。
ただ単純な性格なので、その場で感化されると、すぐに会社へ取り組もうと張り切ってしまう。
当然、簡単に成果がでるほど甘くはなく、頓挫することも多い。
理由は、協力を願うスタッフの理解と共感を得れていない、ということが一つ。
では、どういうことに気をつけるべきか。
もともと経営する側と従業員側の立場は違う。
経営者にとって会社とは全てであり、まさに命がけなのに対し
従業員にとって会社とは、幸せになるための機関である。
だからこそ、彼らの心情をよく理解しておかなければならない。
ドラッガーは
仕事に従事するものの要求は、その職務を通じて
1、経済的な報酬を得ること
2、人間としての自己の使命の達成
3、自らの才能の発揮
を求めるものである・・・と言っている。
そのことを踏まえて、経営者は自らの考える方針を示し、
その事業や施策が、社会のため、お客様のためになること、
そして携わる者にもキャリアや報酬の見返りがあることを坦々と伝え、
組みたてた目標と計画へ向かって、坦々と実行していく。
上下 欲を同じくするものは勝つ
上下関係ある物が、同じ利害、目標をもてば成果があがる、という孫子の言葉。
今風なら「WinWinの関係」、ということか。
スタッフとともにその成果を喜び、報酬として報いられるような経営の勉強をしていきたい。
株式会社ヨコカワ 横川英士
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