- Home
- ファミールブログ
ファミールブログ
【社長コラム109】戦わずして勝つ ~新事業への挑戦~
2019年5月14日
今日は組合の理事会があり、
そこで弊社が取り組んでいる樹木葬事業について、
簡単に話をさせてもらった。
会話を通して実感したのが、
多くの葬祭業者が
「お墓の事業は、石材店の領域」
という概念をもっていることだった。
そして広域的に霊園開発をしている業者の名前があがるなか、
どうして地元の石材店や、寺院が樹木葬開発をしないのか、という話題になった。
その理由はそれぞれあるだろうが、
石材店や寺院がもってないものを我々葬儀屋がもっているからだ。
それは販売力である。
市場を調べ、ターゲットを絞り、計画的に、かつ圧倒的な物量で販促をしていく。
それだけのノウハウと、会社としての体力が、我々にはある。
そしてそれに応えてくれる顧客(会員さん)も有して、地域には知名度(ブランド)もある。
そのような条件が揃っているので、樹木葬事業に自信をもって取り組んだのだ。
これと同じような相関図が、反対に我々葬儀社を苦戦に追い込んでいる。
インターネット上の葬儀請負会社だ。
彼らはITリテラシーとマーケティングを掛けあわせ、
リスティング広告に桁違いの広告宣伝費を投入してくる。
とても地域の葬儀屋は太刀打ちできない。
彼らも当然、古い体制然とした葬儀屋を見て、これなら勝てる、と思い参入してきたはずだ。
ビジネスとは、そういうものなのだろう。
戦わずして勝つものは、算を得ること多し
よく調べ、組織を整え、準備を万全にして戦いに臨むから、戦う前に「勝って」いるのだ。
株式会社ヨコカワ 横川英士
行田セレモニー
家族葬専門ファミール
行田市斎場
樹木葬墓苑ファミール