【社長コラム116】慮らずんば、なんぞ獲ん～素晴らしい葬儀社の社長たち～

経営計画を立てる合宿に参加してきた。
３日間、同業の経営者とともにホテルにカンヅメの日程だった。
数字オンチの自分にはかなりしんどく、集中力を要したので、
仕上がったときにはものすごい疲労感があった。
今回の経営計画は10年先の事業戦略と財務計画の組み立て。
正直、自分には過分な目標を立てさせてもらったが、
ビジネスモデルを作りこみ、
組織を作り変え、
サービスの質を磨いていくことを繰り返して登っていくしかない。
慮（おもんばか）らずんば、なんぞ獲ん。
為（な）さずんば、なんぞ成らん。
・・・熟慮なくしては、何も得ることはできない。
実行なくしては、成果に達せない・・・
今回の合宿では、他の経営者の計画も聞かせてもらった。
当たり前だが、みな社員やお客様のために真剣だった。
懇親会でのある社長の言葉が耳に残る。
「かつて葬儀屋の息子と揶揄されたこともあった。
今は、自分の社員が『いい会社に勤めているね』と羨ましく思われるようにしたい」
別の社長がこうも言っていた。
「社員たちに夢を与えたいじゃないですか」
素晴らしい葬儀社の社長たちに囲まれた３日間だった。
株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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