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【社長コラム123】父母の年は知らざるべからず ~当たり前に感謝する~

2019年6月14日
【社長コラム123】父母の年は知らざるべからず ~当たり前に感謝する~

今日はある社長さんと同行する機会があった。
そこで「親父さんは元気になったかい?」と声をかけられた。
数年前に父は大病を患い、大きな手術をした。
風貌も変わったので、周囲からは心配されたりもしたが、
今ではゴルフもできるくらい体力は回復した。
「ええ、おかげさまで・・・」と答えてから、
ふと相手の社長さんのご尊父様が亡くなれていることを思いだした。
当社で施行させてもらったのだが、盛大な社葬だった。
先日、13回忌を終えたばかりだと言っていた。
この年齢になると、両親がともに健在というのも当たり前ではなくなっている。
そう思うと、今でも父母がいる自分は恵まれているのかもしれない。
当たり前、と思っていることが、実はありがたいことであることに気づかされる。
とはいえ、いつまでもあると思うな親とナントカ・・・の唄のとおり、
子供は、妙齢の親のこを考えておかなければならない。
そんなことを意識したのも、今日、母が一日入院したからだった。
さすがにこの歳になると両親も体が弱まってくる。
古人も言っていた。父母の年は知らざるべからず―—と。
その意味は・・・親の年齢は、常に知っていなければならない。
その一面は親が元気であることを喜び、
その一面はその余裕に限りがあることを、ひそかに思う・・・ということだ。
親子の関係、気持ちは昔から変わらない。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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