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【社長コラム138】処分する際の良心の呵責を解決する一助になりたい ~遺影供養祭を聞いて思う~

2019年7月10日
【社長コラム138】処分する際の良心の呵責を解決する一助になりたい ~遺影供養祭を聞いて思う~

近いうちに人形供養祭を開催するせいか、
他の葬儀社が行った変わった慰霊祭が気になった。
それは、遺影供養祭 である。
処分せざるを得なくなった遺影やアルバムの供養の法要である。
実家を片付けたり、後継ぎが不在になったため、そのような実情が発生するそうだ。
同じようなケースで、仏壇や位牌の話はよく窺った。
先祖代々の位牌は菩提寺に、あずかってもらったり、
仏壇は仏壇店や、遺品整理の会社が引き取りに来てくれるが、
確かに遺影をあずかるところは見当たらない。
そもそも遺影への思い入れが強くなったのは最近のような気がする。
かつて自宅やお寺で葬儀が行われているころ、
手を合わせ拝むのはその宗派の本尊だった。
後に葬儀会社のホールになると、本尊は掛け軸に変わり、
やがて遺影作りの技術が進むと、遺影はどんどん大きくなり、
掛け軸は端に寄せられるか、飾られなくなってしまった。
いまや新聞紙大ほどの遺影が、LED照明で煌々と輝いて祭壇の中央にある。
いまや遺影は、本尊や位牌に代わり、故人本人のアイコンとなって、葬儀の主役だ。
本人が横たわる棺が目の前にあるのに、手を合わせ見つめる先は、遺影である。
そんなわけで遺影は、単なる印画紙ではなく、本尊に変わる大切なものになった。
だから処分するのも他のゴミと一緒には捨てられない。
処分する際の良心の呵責を解決する一助になりたい
遺影供養祭を主催した葬儀社の言葉だ。
宗教儀礼が「カタチ」だけになりつつ現在、
供養する側の「良心」を導いてくれるものがないと、
アイコンは遺影に留まらず、今後遺品までに及ぶのではないかと危惧してしまう。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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