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【社長コラム159】泰然としてこれに処すべし ~感染ショック~

2020年3月6日
【社長コラム159】泰然としてこれに処すべし ~感染ショック~

ついに自分が住む埼玉県行田市からもコロナの感染者がでてしまった。
そして感染の影響は、まだまだ続きそうだ。
これからどうなってしまうのか、
そして影響はどこまで広がるのか、
世界中の人が不安でいっぱいになっている。
当社でも社員全員にマスクの着用を義務づけ、
たとえお客様の前や葬儀中でも理解を求めるようにしている。
しかし地元で感染者がでた、となると
社員やその家族は不安でいっぱいになっている。
首相は子供の登校や隣国の入国を規制するなど
かなり突発的な対策をとることで、その是非が問われているが、
自分も小さい会社といえ、従業員を守る責任もある。
人の艱難(かんなん)における、ただ一箇(いっこ)の処置あり。
人謀を尽くすの後は、却(かえ)ってすべからく泰然としてこれに処するべし。
近思録

(困難に見舞われたとき、対処する道はただ一つである。
なすべき手立てを講じたら、あとは天にゆだねて泰然としていろ)
零細企業にとってなによりの財産は、人である。
まずは社員の健康を守ることで、お客様へサービスが行き届けることができる。
今日から社員を臨時で休業させることに決めた。
もちろん全員、というわけにはいかないので交代であるが、
不足のところは自分が久しぶりに現場にでて補うつもりだ。
今後はどうなるのか、こちらではどうすることもできないが、
焦らず、怯えず、できることのみで対処していくしかないと思うのである。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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