【社長コラム160】日新、日日新 ～初日の出と新年の富士山をのぞむ～

新年のお慶びを申し上げます。
旧年中、行田セレモニーグループ／終活・樹木葬・家族葬のファミール
は無事に事業を推進し、新しい年を迎えることができました。これもひとえに、皆さまのご愛顧の賜物と、社員一同心から感謝を申し上げます。

一方で、2020年は新型コロナウィルスが全世界に猛威を奮い、地球上の人全てに多大な影響を与えた年として、長く記憶されることでしょう。
葬儀業界においても、今までのどうりの弔いや供養ができす、
価格も価値も様変わりし、その対応に追われた１年でした。
未だ終息が見えないコロナ禍による影響に不安をもって迎えた元旦の朝、
「初日の出を見る」と現会長である父が会社の屋上に上っていきました。
これまではそのような「縁起事」はかつがない自分でしたが、
少しでもご利益があるならばとつられて日の出を拝むことに。

６時56分、雲一つない空に橙色に輝きながら太陽が昇ってきました。

世界中がコロナ禍で不幸になっていても、日は変わりなく昇る――。
そのとき思い出したのが、中国古典「大学」の言葉。
苟に新たに、日日に新たに、又た日に新たなり
（まことにひにあらたに、ひびにあらたに、またひにあらたなり）
昨日より今日を、今日より明日へ、よりよくなるように…
そのような前向きな気持ちが湧いてきました。

その後、毎年恒例となっている墓参りに田んぼ道を車で走っていると
ポッカリと富士山の頂きが見え、思わず車を止めてみる。

その泰然とした姿を遠目に眺めていると
新年は、私たち人類が、この未曾有の危機を乗り越えられる年になれる気がしてきました。
お葬式にめぐる暮らしが大きく変わるだろう今年、私たちスタッフ一同、微力ながら自分たちに出来ることを一所懸命に努め、皆さまの生活をしっかり応援して参る所存です。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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