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【社長コラム162】コロナ禍でのマネジメント
2021年1月3日
昔、『ビジョナリーカンパニー』という本を読んだとき、
経営者は「時計を鳴らすのではなく、時計を作れ」という言葉に納得したことがあった。
当時の会社は「家業」の姿に甘んじていて、「会社のてい」になっていなかった。
最近になって社員も増え、自分も「社長の仕事」に専念できるようになったので
今では「時計をつくる」取組みが自分の仕事になった。
時計には細かく無数の「部品」があり、一つ一つの機能が連動しあっている。この部品の精度を上げて構成していくこと、会社に言い換えれば組織化することで総合的に成果をあげることだ。
「部品」はたくさんある。とくに「商品」は、コロナ禍によって価値が見直され、これまでのカタチとは違う部品になった。そのため連動するほかの部品、人やナレッジ、シフト管理も入れ替えが必要だ。
マネジメントとは、会社の成熟度や事業計画との関係において、必要とされる機能と役割をまっとうする組織を構成していく能力だと、コロナ禍によって身につまされることになった。
株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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