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活き活き会員さん07|愛ある詩画で人々を癒す〜野辺修二さん〜
長寿社会の今、退職し、子育ても終わった余生こそ、「人生の収穫期」。今まさに、活き活きと生きがいに満ちた会員様をご紹介!今回は、野辺修二さんをご紹介致します。
詩画を通じて癒しを伝える
今回、ご紹介させていただく野辺修二さんは、野辺大稀(ひろき)という雅号で「詩画」の創作活動に取り組んでおられます。精力的に個展を開催しているその素顔に迫ります。
「詩画」というのは、詩文などの文字と絵画を組み合わせた芸術作品の事です。野辺さんは四十三歳の時、奥様をガンで失いました。幼い娘さんと厳しい現実にさらされ、ご自身を責め続けた野辺さんの生活は荒れ、自暴自棄になりかけたと言います。そんな中、自分自身を見失わないよう、その時の感情や奥様への想い、ご自身の心の叫びをノートに書き留めるようになったそうです。やがて野辺さんは、この長く暗いトンネルを抜けるのですが、今までの人生で一番辛い数年間であったと振り返ります。
立ち直った野辺さんは、これまで趣味程度であった絵と、その時に培った想いを綴ったノートを基に「詩画」の創作に没頭します。その活動の根にあるのは、ご自身と同様の体験をしてなかなか立ち直るきっかけがつかめない方々への「エール」。共にした辛い経験を共有、共感して語り合い、少しでも軽減してあげられたら…とそんな想いを込めて作品を描かれたそうです。
「お節介かもしれないけどね…」と野辺さんは笑って言います。でも昨今、世間を騒がす「いじめ」や「幼児虐待」「オレオレ詐欺」など一昔前では考えられない犯罪が横行しています。他人の事を見過ごせない、困っていそうな人には声を掛けてしまう〝お節介?な人〟が増えれば防げる事があるのではないかと感じている方も、きっと少なくないでしょう。
野辺さんは「詩画」の作品を通じて心に傷を負った方に「癒し」を届けています。作品がすっと受け入れられるのは、同じ体験をした者にしか分からない、言葉では伝えられない何かがあるからなのかもしれません。
これまでに、何度も作品展を開催してきた野辺さんですが、毎回、作品展の会場には「喫茶去(きっさこ)」という喫茶スペースを必ず出すそうです。作品鑑賞の合間に、お客さんに声をかけ、作品のことや人生や自らの体験について語らう、野辺さんにとっては、とても大切で楽しい場だとか。時には人生相談が始まってしまう事もあるそうです。
弊社も家族を亡くされた方々の葬儀後の心のケアへの取り組みをしておりますが、そんな面でもとても勉強になる取材となりました。
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