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熊谷終活祭、大盛況!
第7回熊谷終活祭 大盛況にて開催!
6月15日(土)、毎年恒例となっている熊谷終活祭の第7回が、熊谷市勤労会館で開催されました。
今回は、認知症になった母親の捧腹絶倒の介護生活描いたドキュメンタリー映画「毎日がアルツハイマー」。すでに続編が2作完成されている人気作だが、今回は記念すべき第1作と、家族の姿を丹念に撮り続けた映画監督で実娘の関口祐加監督の講演会という2本立て。
介護生活で家族が出くわす様々な出来事をユーモアいっぱいに描くことで認知症のイメージを変えたこのシリーズ。暗く重くなりがちなテーマでありながら饒舌な監督のナレーションが明るく変え、それでいて家族の絆、母子の愛が伝わってくる素晴らしい映画だけに、その監督自らが登壇し「がんばらない介護」を語ってくれるとなって、当日会場は150人を超す大盛況を迎えました。
受付では今回も、終活クラブ・ファミールの会員さんからボランティアでお手伝い頂き、混乱もなくスムーズに対応することができました。
映画は認知症と診断された母親を介護するために、関口監督が長年暮らした海外での暮らしとキャリアを捨てて実家にやってくるところから始まります。監督は長く親孝行できなかったことを埋めるかのように、症状が進む母親に寄り添っていきます。感情豊かな母親との「毎日がアルツハイマー」な生活と、関口一家の泣き笑いの暮らしを映す姿を、会場の皆さん真剣に鑑賞していました。
映画の鑑賞が終わると、関口祐加監督が登壇。認知症の本人が最も苦しむといわれる認知症初期のケアから在宅でのみとりまで、認知症にまつわるあれこれを、時にユーモアを交えながら独自の視点で語ってもらいました。
講演後の質疑応答の時間では、実際に介護をしている方から質問を頂きました。監督は「一人で抱え込まないでほしい」そして、「チームをつくって介護にあたってほしい」と言います。監督自らもすぐに「助けて!」と言って手を貸してもらったといいます。この答え聞いて会場内にいる、おそらく介護に携わっている方は、元気と希望を頂けたと思います。
そのせいでしょうか、閉会後もロビーでは、関口監督自ら販売するDVDを買い求める方が殺到。売れ切れになるほど人気ぶりでした。握手やサインに監督も気さくに要望に応えて頂きました。
行田セレモニーグループのファミールでは、このような終活イベントを継続的に続けております。
これからも地域の皆さまが明るく活き活きと暮らせていける事業を展開していきますのでご期待ください。