【社長コラム】智名もなく 勇功もなし

一世を風靡したライザップとかZOZOTOWNの雲行きが怪しい、というニュースを耳にする。
どこまでが事実なのか、よくわからないが
栄枯盛衰は世のならいといえ、浮き沈みのスピードが実に早い世の中である。
ライザップのほうはプロ経営者が入り、組織の構造改革を図るらしいが
ZOZOTOWNのほうはどうだろう？
テレビでは会社よりも社長のほうが目立っていた。
それも庶民の感覚からかけ離れた豪遊っぷりをフォーカスされていた。
地方の零細葬儀社の社長が言うのもおこがましいが
少し社長個人が目立ちすぎのような気がした。
名経営者、と言われた人たちは財力を見せびらかすことはなかった。
現在においてもamazonやgoogle、国内でもソフトバンクや楽天のトップたちが
豪遊しているという話題は入ってこない。
よく戦うものの勝つや 智名もなく 勇功もなし
戦い上手なものは、成功しても、知謀が優れているとか、武勇があるとか評判を残さない
孫子は本当に優れたリーダーは、
個人として目立つことはしない。組織の成果としてあげてくる、と言っている。
もし月旅行に行けるお金があるならば、
自分は社員旅行として、苦労を共にしている社員たちを連れて行ってあげたいなと思う。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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