【社長コラム】働く者の３つの要求

生産性や労働環境の見直しといったことがクローズアップされて久しい。
そもそも働く、とはどういうことなのだろうか。
人はなぜ、働くのか。
ドラッカーは、仕事に従事する者が、その職務を通じて求めるものを３つ、あげている。
１）経済的な報酬を得る
２）人間としての自己の使命の達成
３）自らの才能の発揮
ぼくは働くことを「労働」と「仕事」に区別している。
働くことで１）のみを満たすのであるなら、それは単なる「労働」に過ぎない。
自分の努力・才能を活かした成果が、社会や人に貢献して「仕事」となると思っている。
仕事をすることで自己の存在感を実感できると思っている。
どんな時代になろうとも、それは変わることないはずだ。
そしてドラッカーの３つの要求を満たしてあげるのが経営者の責務だと、
あらためて襟を正すのである。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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