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実績と絆
【行田市のお葬式】大好きなお爺ちゃんに感謝の気持ちを、家族全員で伝えたい!
人の数だけ葬儀があるように、全く同じ葬儀などありません。葬儀の本質をしっかりと捉えつつ、その人らしさ溢れるオンリーワンの葬儀を、家族の方と共に創造していくことこそ、まさに心を紡ぐ葬儀であると考えます。今回は、家族全員でお爺ちゃんに感謝の気持ちを伝えたいという想いを持ったご家族のお葬式エピソードをご紹介します。
※写真はイメージです。
2歳の孫の想いも一緒に形にしたい
先日、享年71歳でお亡くなりになられたO様の葬儀をお手伝いさせて頂きました。家族は喪主である故人の奥様と、2人の娘様、そして生後6か月の女の子のお孫様。通夜に先立って、ご自宅で御納棺の際に、仏式では49日の旅立ちの仏具を故人様のお身体に付けて頂くことをお願いしています(仏教でも宗派によって異なります)。足袋や白装束、編み笠といった仏具の他に、御本人様のゆかりの品を棺に入れて頂くために、前もって準備をお願いしています。
もちろん棺の中に入れるものなので、可燃物に限りますが、特に多いのが、御本人様がよく着ていた洋服や、好きだった食べ物。愛煙家だったならもちろん煙草を、よく御覧になっていた趣味の雑誌などが多いですが、御家族からの「手紙」も少なくありません。
O家では、奥様も2人の娘様も、納棺の際に、それぞれ手紙を用意されており、棺の中に入れました。しかし、まだ6カ月のお孫さんは、もちろん手紙などまだ書けません。2歳ぐらいであれば、手紙は書けなくても、お爺ちゃんの似顔絵や文字になってなくても、直筆のメッセージを紙に書いて棺に入れることはありますが、まだペンを持つことのできない年齢。
そこで娘さんが準備したのが、白い紙と墨。生後6カ月のまだまだ小さな手と足の裏に墨を塗り、紙に手形と足形を残し、手紙の代わりに棺に入れました。「手紙」ではなかったものの、しっかりとお孫さんの「直筆」の手形足形が棺の中に入れられ、まだ言葉は発しませんが、可愛がってくれた大好きなお爺ちゃんに感謝の気持ちが伝わり、命のバトンもしっかりと紡がれたと家族の方も満足されていました。
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