行田市で行われる葬儀に平服と案内されたときの服装は？

「平服で」と案内されたけれど、どこまで普段着で良いの？

1.はじめに

近年、故人を偲ぶ形式として「お別れ会」を選ぶ方が増えています。お別れ会は、故人と親しかった方々が集まり、故人を偲び、感謝の気持ちを伝える場です。
お別れ会への参列を検討している方の中には、

「平服で」と案内されたけれど、どこまで普段着で良いの？
と、服装について悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、お別れ会にふさわしい服装について解説します。

2.服装選びのポイント

平服とは？

平服とは、私服や普段着のことではなく「略喪服」を指し、落ち着いた色合いのスーツやワンピースが、略喪服に該当します。
「平服でお越しください」と案内があった場合、必ずしもカジュアルな服装（私服や普段着）を意味するわけではありません。基本的には、黒・紺・グレーを基調としたシンプルで上品な服装が求められます。

＜男性の服装＞

-服装
ダークカラー（黒や濃紺、グレーなど）のシンプルなスーツ。喪服との違いは、無地の黒一緒でなくても地味な色調のものでも良く、光沢感のあるものは避けます。時計も輝きが目立つものは避けましょう。

-シャツ
シンプルな白系無地に近いワイシャツが基本です。

-ネクタイ
光沢のない黒無地や濃くて地味な色のもので、タイピンも装飾品と見なされるため、お別れ会では身につけないのがマナーです。ネクタイを結ぶ際は、くぼみは作らない方が良いとされています。

-靴・靴下
靴は黒の光沢がない物で先の尖ったデザインは避けましょう。靴下は黒無地で着席時に素肌が見えない丈を選びます。

 

＜女性の服装＞

-服装
女性の平服は、黒や濃いグレー、濃紺などのアンサンブル、ワンピース、スーツ、パンツスーツも着用可能です。ワンピース、スカートを着用する場合はストッキング（黒の無地が無難）を着用します。

-靴
黒でヒールはローヒール、5cm以下の高さが適切です。デザインは装飾のないシンプルなものを選びましょう。

-バッグ
金具が目立たない小ぶりの黒いバッグを使用します。荷物が多いときはサブバッグを準備しましょう。

-アクセサリー
パールのネックレス、ピアスやイヤリングは揺れないもので金具が目立たないものを選びましょう。
パール以外ではブラックオニキスなどを身に着けても問題はありません。指輪はマリッジリングのみ。

-髪型・化粧
メイクは自然で控えめに仕上げ、ラメやパール入りの化粧品は使用しないよう注意します。髪型は控えめなスタイルで、清潔感とシンプルさを意識しましょう。

 

＜子どもの服装＞

-学校に制服がある場合は、制服を着るようにしましょう。
-制服がない場合は、黒や白、紺などの落ち着いた色合いの上着とズボンもしくはスカートを選び、白のワイシャツやブラウスなどを着用します。