【社長コラム】花木、咲き盛んな 春の日

御用があったので、行田市大字野にある真言宗の寺院、満願寺へ立ち寄りました。
ここには市内では名所となっている、樹齢600年のシダレザクラが見ごろを迎えていました。

本堂裏にひっそりと、しかも老木のため、かなり朽ちているにも関わらず
暖かい春の陽に必死に応えるように見事な桃色を咲かしていました。

シダレザクラの生命力に感心しながら境内を後にしようとすると
何か異形の高木を発見。
近寄ってみてみると樹木ではなく、巨大なサボテンでした。

天に登る大蛇の群れのようなサボテンは
まるでゴッホの描く糸杉のように、強い情念を感じさせる迫力があります。

さらに帰り道、市街へ向う幹線沿い、
車を走らせていると先ほど同じ構図が視界に入ってきたので急ブレーキ。
さきたま古墳公園入口にある前玉神社のご神木と桜並木でした。

神木の槙の木も、華やかに咲く桜に負けまいと
濃い新緑の葉をワシャワシャと繁らせています。

春は花木たちが、競って咲き繁らせ
見る者に圧倒的な生命力を魅せつけてくれる。

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