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【社長コラム】宋襄の仁(そうじょうのじん)
2019年2月22日
年末にドラマ「下町ロケット」の続編、
正月に「陸王」もまとめて再放送していたので録画。
あらためて故郷・行田を舞台にした池井戸潤ドラマを拝見している。
そこで共通して歯がゆく感じたシーンは
主人公たちが散々自分たちを蔑んで苦しめてきたライバルを簡単に許してしまうことだ。
所詮はドラマ、フィクションなのだからと言われればお終いだが
ビジネスにしろ、スポーツにしろ競争なのだから
聖人のような同情は少し作りすぎのような気がした。
これを見て古代中国で伝わる「宋襄の仁」のエピソードを思いだす。
自分の立場を頭に入れず、仁義を守るスタイルをとったため国を滅ぼした王の話だ。
自分のお客様や社員には、「卒をみること嬰児の如く」温情をもって接するべきだと思うが
敵やライバルには秋霜烈日で臨むべきというのが経営の一般論だと思う。
それにして行田で昨年興った「陸王バブル」が懐かしい。
今では商工センターの地下でドラマで使われた道具類が
温泉地の秘宝館のように展示されているだけである。
株式会社ヨコカワ 横川英士
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