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【社長コラム】当社は人をつくっています

2019年3月3日
【社長コラム】当社は人をつくっています

スマホで「家族葬」とか「〇〇斎場」とか検索すると
最初に葬儀社紹介業者のサイトが数件あがってくる。
彼らは数千万円の広告を投じて、検索上位の座を奪い合っているのだが
その甲斐あって全国的に受注を伸ばしている。
だがあくまでも葬儀社「紹介」なので、
実際に故人のもとへ赴き、遺族に接するのは葬儀社だ。
深夜でも風雨構わず病院や遺族のもとに駆け付ける。
混乱し悲しみに沈む家族に寄り添う。
故人への想いをくみ上げ、葬儀の中へ取り入れる。
逝去から葬儀の終了までは時間もわずか、
そのうえやり直しは効かないので緊張が続く。
ときには死後数日経た、無残な姿の故人に触れなくてならない。
突然の事故で幼い命を喪った家族に向き合い、打合せをしなくてはならない。
傲慢で無理難題をふっかけてくる僧侶の讒言にも耐え忍ばなくてはならない。
それが「現実の葬儀社」に勤める人の姿だ。
パソコンの前に座り、電話先でマニュアル通りに受け答えするだけの紹介業者にはわからないだろう。
だが、辛く、苦しいだけ、葬儀後にご遺族から頂く
「ありがとう。よくやってくれました」
という言葉が心にしみる。それが「現実の葬儀社」に勤める人のやりがいになっている。
だから葬儀の仕事は100%「人」に決まる。
松下幸之助が昔、「君のところは、何をつくっているのか」とたずねられると
松下電器は、人をつくっています。製品を作る前に、まず人をつくっているのです」と答えた。
人をつくれば、おのずから優れた製品ができることを経営の神様は知っていたのだ。
葬儀紹介業者は今後も益々市場を席捲していくだろう。
IT知識を駆使し巨額な広告費を投入することは、とても地域の葬儀社はマネできない。
いまでも、これからも徹底していくことは
地元の方から信頼され、指定されるような「人財」づくりを愚直に続けることである。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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