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活き活き会員さん06|老舗鰻屋の6代目が、行田の自然環境を守る!〜橋本恭一さん〜
長寿社会の今、退職し、子育ても終わった余生こそ、「人生の収穫期」。今まさに、活き活きと生きがいに満ちた会員様をご紹介!今回は、橋本恭一さんをご紹介致します。
老舗のうなぎ屋さん、行田の自然環境を守る!
皆さんは今年の春、どこで「桜」を眺めたでしょうか?行田市内にもたくさんの桜の名所があります。忍城址・水城公園・武蔵水路沿いと挙げだしたらキリがありません。実は今、この桜がもう観れなくなるかも知れない《危機》が迫っているのをご存知でしょうか?
今回、ご紹介させて頂く橋本恭一さんは、いち早くこの問題に取り組んで来られました。橋本さんは文久二年創業の割烹 魚豊の六代目 行田でも老舗のうなぎ屋さんのご主人です。その傍ら、「行田青年会議所」や「行田さくらロータリークラブ」などの社会貢献活動も続けてこられました。その中でもライフワーク的なテーマが行田市内の自然環境の保護・保全に関する活動と言えるでしょう。
昔から、山歩きなどの趣味を通して自然と親しんできた橋本さんですが、特に力を入れるきっかけとなったのは、子育てだったと言います。当時は空前のアウトドアブーム。冬はスキー、夏はオートキャンプと言う時代です。お子さんと野山を歩いた際、草花や野鳥、昆虫の名前を聞かれたら、すぐに教えてあげられる親になりたいと、猛勉強されたとか…。
そんな橋本さんがお仲間たちと1994年9月に創立されたのが「行田ナチュラリストネットワーク」です。「行田らしい自然を未来に」を合言葉に活動を続けて来られました。これまでに、国・県などへの要望や市内の自然環境や生息する動植物をまとめたマップの作成・配布する一方、馬見塚の星川に自生する全国的にも貴重な「キタミソウ」の保護、観察会や河川敷の清掃活動を「星川の自然とキタミソウを守る会」と共に行なっておられます。
また、さきたま古墳群に隣接する前玉(さきたま)神社の杜の保全活動では、手つかずの森を敢えて手入れする事により、動植物により良い環境を提供し、姿を消して久しかった〈オオタカ〉が再び営巣を始めるなど、数々の実績を上げて来られました。そんな橋本さんたちが今、いちばん《力》を注いで活動しているのが本題の「桜の危機」です。橋本さんご自身も前出の「行田ナチュラリストネットワーク」の一員として毎年、市内での桜の植樹に携わって来られましたから、これは“我が子の危機“も同然でしょう。その危機の『正体』はクビアカツヤカミキリと言う中国・ベトナム周辺が原産の昆虫です。
本来、日本にはいないはずの昆虫ですが、輸入木材や梱包用パレットに混入して日本に侵入したと思われ、今年の一月に《特定外来生物》に指定されました。桜・桃など主にバラ科の木をその《幼虫》が喰い荒します。「早期発見・早期駆除が非常に重要!」と橋本さんは警鐘を鳴らします。
群馬県では猛威を振るい桜並木ごと被害にあい皆、伐採の危機と言う例も。お隣の熊谷市や市内の須加地区など利根川沿いの地域では既に被害が発生していて、クビアカツヤカミキリは正に、今そこにある危機なのです!行政の枠を超えて市民の方、一人ひとりが自覚しなくては、近い将来、埼玉で桜が観れなくなってしまうかも知れません。対策はもう、待った無しです!
会員募集中!「行田ナチュラリストネットワーク」では自然環境に関心のある方、クビアカツヤカミキリ駆除に参加して下さるだけでも結構です。行田ナチュラリストネットワーク 代表 橋本 恭一(048-553-3113)までご連絡ください。
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