【社長コラム130】国破れて山河あり ～近所のスーパーの閉店ショック～

近所のスーパーが閉店する告知がでた。

「ブルータス、お前もか」と嘆かわしくなるくらい、
ここ１年で自宅近所のスーパー、ドラッグストアーが次々と閉店した。
とくに昨年末に解体して、姿形も無くなってしまった百貨店は、
解体される姿が惨たらしく見えてしまうほどだった。

撤退した店舗の跡地は更地になったり、
そのまま廃墟のように真っ暗な姿を残すだけだ。
国破れて山河あり 城春にして草木深し
故郷は廃墟になって、山河が残るのみ
建物内は草木が繁って 人影すらない
有名な漢詩が聞こえてきそうだ。
自宅は商店街のど真ん中にある。
駅からも徒歩７分。銀行も４つ、郵便局の本局、そして市役所も徒歩圏内だ。
もちろん住宅も密集し、アパートも多い。
なのに半径500メートル以内のスーパー、ドラッグストアーは次々撤退した。
どうしてこうなってしまうのか、市場の理由はいろいろあるだろうが、
このまま空洞化が進むと買物難民になりそうで、実に不便だ。困る。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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