- Home
- ファミールブログ
ファミールブログ
【社長コラム139】歴史というものは円周の軌跡をたどる~仏教の行く末~
今日は行田で毎月恒例の「事前相談会」の開催日だった。
葬儀の相談は毎日受付しているが、
この日は終活クラブファミールの入会金が半額になる、とうことで、
開場と同時に絶えることなく、来場者が見えて頂いた。
一時は相談者が溢れたので自分も応援に駆け付けるほどだった。
相談に要する時間は、一組に30分以上。
それだけ相談される方は真剣で、こちらも丁寧に、納得するまでお答えする。
そのかいあって、皆さん不安が払しょくされると安心してご入会して頂いた。
さて最近とくに相談が多いのが、お墓のことだ。
先祖代々のお墓があるが、後継ぎがいない。そこで墓じまいしようとするが、
菩提寺の住職が高額な離檀料を請求してきた、とか、
自分のためにお墓の区画を買ってしまったが、
仏様が世話になっていないのに、
毎年の管理料や寄付を要求されてくることに納得がいかない、といったことだ。
ちなみに「お墓を買う」というのは間違いで、
永代供養といって、その区画を「借りている」ことになる。
つまりお寺さんと檀家さんの関係は、アパートの大家と賃貸人のようなものだ。
ただ違うのは、それを仲介(管理)する不動産屋がいないということ。
つまり、我々葬儀社は、お寺さんと檀家である相談者の仲裁に入ることは出来ない。
せいぜい、知っている事例を伝えるしかなく、
プラベートなことなので、相談者自身で解決するしかないのだ。
(アドバイスするとお坊さんに怒られるので・・・実際に離檀を扇動したとクレームの電話をもらったこともある)
葬儀社は客観的にお寺、つまり仏教に接する機会が多いので思うのだが、
日本の仏教はいま、最終地点に来ているのではないか、ということだ。
(こんなことを書くとまた、お坊さんに怒られるのだが・・・)
聖徳太子が日本に仏教を持ち込んで以来、
日本古来の神式と融合されたり、政治的に使われたりして今に至った仏教は、日本独自のスタイルだ。
くしくも本願寺の大谷暢順法主が
歴史というものは円周の軌跡をたどる
と言っていたが、日本の仏教の歴史も何度が円をグルッと回ってきて
今また、最後尾にきて変わる時に至っているのではないのか。
それにより、これから新しい「日本の仏教」が誕生するような気配がする。
もちろんそれに伴い、人の供養のやり方も変わり、
葬儀社もサービスをシフトしてしていかなければならない。
できれば将来について、お坊さんと一緒に善後策を考えていきたいと願うのである。
株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
行田市お葬式なら 行田セレモニー
大型葬から家族葬まで 総合葬儀式場 行田セレモニー会館
小さくてあたたかい 家族葬専門ファミール行田〔駅前ハウス〕〔あらまちルーム〕
熊谷唯一の専門式場 家族葬専門ファミール熊谷〔家族ルーム〕
テレビで話題になった 樹木葬墓苑ファミール常慶院
便利で使いやすい 公営式場 行田市斎場
熊谷市民はおなじみ 公営式場 メモリアル彩雲
イベントやコラムを発信 お葬式のヨコカワ通信
新着情報をリアルタイムで facebokkお葬式のヨコカワ