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活き活き会員さん12|行田のセールスマン!ゼリーフライで町興しをする松井秀二郎さん
2021年2月2日
長寿社会の今、退職し、子育ても終わった余生こそ、「人生の収穫期」。今まさに、活き活きと生きがいに満ちた会員様をご紹介!今回は、松井秀二郎さんをご紹介致します。
行田の魅力を発信する、松井さん達「ゼリ研」の活動
今から30数年も前の話ですが〈ぴあ〉という情報誌の、とある記事の中で「埼玉県某市においては、フライはフライであってフライにあらず。」との一文で始まる記事を読んだ記憶があります。 生まれも育ちも行田の人であれば何の不思議もありませんが、果たしてどれだけの人が正確にその内容を理解できたでしょうか?
その中で、一般的なフライと共にゼリーフライについても紹介されていました。その当時は、テレビでも今ほど地方の食文化を特集する番組も無く、行田の食文化を発信すると言う意味では貴重だったのでは?と思います。(と言っても某市との表現で行田という文言は出て来ないのですが…。)
現在では、インターネットの普及や多数の情報番組等で地方の食文化(ご当地グルメ)が脚光を浴びる機会も多くなりました。今回、ご紹介させていただく松井秀二郎さんは、 「行田ゼリーフライ研究会」(※以後、「ゼリ研」)を主宰され、ゼリーフライという行田の食文化の全国への発信に尽力されています。
皆さんがよく耳にする物でB-1グランプリと聞いたら、知らない人はいないでしょう。B-1グランプリは、ゼリ研が加盟する、ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称・愛Bリーグ)が核となり行うまちおこしのイベント。かつて、行田でも関東ブロック大会が開催されました。
「ゼリ研」はその全国大会であるB-1グランプリに第2回大会から連続してエントリーしています。前出の愛Bリーグには現在、全国で63の団体が加盟し各地で精力的に活動しています。皆、地域の食文化(ご当地グルメ)でまちおこしを目指す、志と情熱を持った団体ばかり。
「ゼリ研」設立の目的について松井さんは、「日本各地でゼリーフライを紹介し、それをきっかけに行田という街に興味を持ってもらい、一人でも多くの方に足を運んでもらうこと」と言います。全国どこに行ってもゼリーフライというネーミングはインパクトがあるそうで、これでつかみはOK!!
「行田ってどこ? ゼリーフライって何だろう? まさかイチゴ味?? それともメロン??? 確かめてみたいな…」で終わってしまうところに、例えば映画“のぼうの城”の「忍城」というスパイスを加えると、「案外、近いから今度の休みに行ってみようか?」となり、「ゼリ研」の任務(?)達成。ボランティアの遠征で日本全国を巡り、行田の魅力を発信する、松井さん達「ゼリ研」の活動は正に行田のセールスマンです。
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